2012年4月30日

絵心が要る


ドラマチックトーンだっけドラマティックトーンだっけ、とにかくオリンパスが元気づいている「撮影した後から施すエフェクト」です。

あたりまえのことでしたが、処理後の画像と元画像とを戻し交配することにも絵心が必要なことが判り、メゲています。

2012年4月20日

オリンパスのドラマチックトーン

before

after

オリンパスの新しい現像ソフト『OLYMPUS Viewer 2 V1.21』を試してみた。中でもまずやってみるべきなのはドラマチックトーンだと思っていた。余談だが、造語的な言葉だろうから DramaticTone と英語で書いてしまうと、こっぱずかしく感じる。そこで、まずの結論は、「フィルターだけに終わらず元作品と融合させて最終形を導く」のが楽しいだろう。

何気なく車の助手席から撮った写真は、光も条件も構図も悪く、通常ならボツ。ところが、ドラマチックトーンによって手前のガードレールや縁石までが良い雰囲気を出していることに驚いた。参考までに「RAWで保存されているファイルにのみ適用」です。

もっとも、これらのアートフィルターは最新機種にデフォルトで内蔵されているとはいえ、れっきとした後処理の画像レタッチなので、今後これらの写真が氾濫することを想像するにあたって一悶着あるだろうと想像。私の答えは決まってますけどね。

個人的には、ハーフNDによる空の露出のみを下げるワザを、白々しくもなく素直に現像してしまうフィルターを最も希望。昔に必至で頑張っていたアレが、ましてや動画[コマ落ち注意]にまで使えるようになれば、私はオリンパスのスチルを動画のメイン機種にしても良いと思った。さらに素直にそれ、PL関連。

2012年4月14日

オプタテシケ山

オプタテシケ山を背景に除雪作業

オプタテシケ山という名前の山がある。山容の素晴らしさは日本随一。

屏風のようにそびえ立つ十勝連峰のその最左端に位置し、猛禽が羽を広げるかの如くの姿で聳えている様は圧巻。爆裂河口と思しき山襞は時間毎に陰影を変化させるため、この山が見える日は一日中あきることく眺めていることが出来る。

難点を言えば、美瑛町のメインフィールドからは遠目になる。なので今回のように空気に透明感が足りない場合は、それなりの写り方になってしまうのだが、少し近寄るだけでダイナミックさを増すことが出来る。

本写真は、定番の新栄の丘から写したもの。コンデジでもまぁまぁね。